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泡磨きの思いで

 投稿者:梅水  投稿日:2017年 8月17日(木)17時43分25秒
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泡磨き(気泡入りプラスチック消しゴミによる磨き)というのは、新しく購入した駒には普通は何年経とうとあまり必要になりません。

わたしが必要となったのは、ヤフオクで古く汚れた彫駒を落札したときです。あるとき、どうしようもなく汚れた彫駒を落札しました。それをなんとか綺麗にしたいのですが、表面をただ磨くような方法ではとても綺麗になりません。

そこで思い付いたのが消しゴムによる方法です。ただ、古いタイプの消しゴムではうまく行きません。そこで、木地を傷めないであろうゴム離れのよい気泡入りのプラスチック消しゴムを何種類も試してみました。そのなかで最もよかった銘柄を使ったところ非常に効果が出ました。

写真の駒は初代天一作天童草書彫の名品です。これは新品として購入したものでしたが、長く売れなかった(売らなかった)のでしょう、砂埃が積もったような嫌な汚れでした。これに泡磨きを使ったところ、綺麗に汚れが落ちました。その後、乾拭きを行いました。これがわたしのいつもの方法でした。

さて、この初代天一作ですが、もう手放してしまって手元にはありません。彫駒のコレクターならぜひとも手元に置きたい駒でしょう。素晴らしい名品です。しかし、わたしはこのときコレクターではなくなっていました(よくいうと卒業)。

手放しても幾らのお金にもならないと思っていましたが、コレクターではない自分の手元に置くよりも誰か他の本物のコレクターの方の手元にあったほうがよいと思い手放したのでした。

わたしが泡磨きで一生懸命磨いたこの駒は、いまは誰の手元にあるのでしょう。


 
 
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