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Re:藤井聡太人気からの将棋駒人気はないの?

 投稿者:キコリ  投稿日:2017年 7月 1日(土)14時07分18秒
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  梅水さん

実を言いますと、私が最初に使った駒も竹風作 昇龍書でした^^;。当事中学生であった私には高価でもあり、非常に大切に使っては磨き、使っては磨きの日々が懐かしく思い出されます。

梅水さんも覚えていらっしゃると思うのですが、昔ある将棋専門誌に頼まれてツゲ材にレーザー彫りの彫り埋駒を頒布の為に数多く作った事がありました。当初は35.000円の販売で材質やレーザーでの彫りであることの標記を条件に安価で販売価格を設定して普及の為にとの計画でしたが、意外と品質が良いとの「大人の事情」で気がついた時には70.000円で販売がされてしまっておりました。

まるで『盤屋は大名は大名、駒師は乞食』と言われた昔の天童を彷彿させるような内容にはガッカリとさせられたものです。私は、今年の4月より20年程前まで経営をしていた会社に舞い戻り
『浦島太郎の生活』を致しております。駒にする予定であった20年以上前までに集めたツゲ材は少しばかりを残し、殆どを茨城の倉庫に移して仕舞い込んだところ、急に駒材にしたいとのある方の希望で残材の1トン半程を買っていかれた事がありました。

不思議に思い調べてみると、御蔵島の原価が当事の数倍に成っていた事や、天童市が「ふるさと納税」で日本一(現在はわかりませんが)になった為に、納税者に一枚づつ「根付駒」を付ける為に割高で駒師に製作を依頼して、殆どの駒師が「根付駒師」に変貌し、中には年収が倍になった方もいるそうで、駒作りはほとんど行われていないとか。。。

前述の買われていったツゲ材も、別の地域での「ふるさと納税」の対象物として彫り駒や盛上げ駒に使われ、新しい駒の産地を目指す為であることが解りました。この様な「大人の事情」がある限り、駒は安くはならない事を痛感した次第です。

本来は、連盟がそれらの普及の為に活動をするべきでは?だって『公益社団法人』なのですからね。しかし、今回の藤井フィーバーでも同団体は、『スマホ問題の払拭』や『利益追求』や『イメージ作り』に必死で失笑するしかないのです。

定款の第2条には『歴史、文化、伝統』の文字が記載をされていますが、それを記載するなら何故現在の『第十六世名人』は蚊帳の外に置かれているのかが理解できません。江戸期以来の名人制こそが『歴史、文化、伝統』の象徴であった筈なのですがね。

2年ほど前にある中国の方が工房に見えられて2トン程の駒木地材を求められた事がありました。お話を聞くと「今、上海では日本の将棋が大変に流行り、将棋人口は300万人を超えています。しかし、使っているのは『プラスチック駒』、これでは日本の文化を本当に伝える事は出来ません」と力説をされていました。木材を中国に輸入をする為には様々な問題があり、実現は難しい事がわかり中断と成りましたが、その考え方を連盟が持たない事を非常に残念に思い、考えさせられました。

しかしながら、将棋界も少しずつ時代が変わろうとしております。今回の藤井フィーバーもその典型的な表れではないでしょうか。保身的な棋士制度が見直され、「弱い6,7段より、強い奨励会3段」を入れ替えられるような動きでも起これば、面白いのではないかな~、などと亡羊と考えているこの頃です。
 
 
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