teacup. [ 掲示板 ] [ 掲示板作成 ] [ 有料掲示板 ] [ ブログ ]

 投稿者
  題名
  内容 入力補助画像・ファイル<IMG>タグが利用可能です。(詳細)
    
 URL
[ ケータイで使う ] [ BBSティッカー ] [ 書込み通知 ] [ 検索 ]


RE3:駒のお手入れとキコリさんの包丁

 投稿者:梁山泊  投稿日:2017年 9月24日(日)07時01分46秒
返信・引用 編集済
  海外の画像と思い、キコリさんの包丁ではないと思ったのですが、
国内の画像であれば、キコリさんの包丁の可能性がありますね。

因みに少し前は複数の中国人からの入札があり、キコリさんの包丁が高騰していました。

さて、駒箱ですが、私の拘りで現在の大きなサイズの駒箱には拒否反応があり、
過去に3回材料支給で製作して頂いています。

その1回目は梁山泊プロジェクト用の駒箱として吉田桐藝店で木地仕上げで、
主に、屋久杉と秋田杉、他には肥松、栃、ケンポ梨、柿(斑入りの古木)で
60組程でした。屋久杉の駒箱はトウシンさんのオークションで良く出品されますが、
梁山泊プロジェクトⅠの販売品の付属と進呈した駒箱の他には出していません。

2回目も吉田桐藝店で、数年間乾燥した黒柿孔雀杢の材料で10組ですが、
長角の駒箱7組と正角の駒箱3組ですが、こちらは摺り漆仕上げです。

3回目は安価な作品用として某店に栃、楓、材質不明の外材で7組程、お願いしましたが、
こちらは失敗でした。(駒箱の板厚が、厚過ぎる。蓋と身のクリアランスが多過ぎ、
現代の作品においてはウレタン塗装を否定出来ませんが、出来上がりの色艶に私は違和感を
感じました。

再掲画像になりますが、添付画像は龍山作の共箱から、過去3回の製作依頼品の画像です。
尚、1枚目と3枚目の下段の駒箱2組は三輪碁盤店の店主の作品で、1組は摺り漆で、
もう1組の表面は木地仕上げで、内面は漆を塗装しています。
 
 

Re: RE:駒のお手入れとキコリさんの包丁

 投稿者:みち  投稿日:2017年 9月23日(土)14時06分28秒
返信・引用 編集済
  > No.59[元記事へ]

梁山泊さん
お返事ありがとうございます。
写真も興味深く拝見しました。木の表情が様々で見ているだけで楽しくなってきますね。
今、駒箱が欲しくて銘木に興味があるので参考になりました。

紹介した動画の方は、意外にも日本在住の日本人のようです。
可能性はあるかなと思っています。

ゲンベイさん
動画もチェックしていただきありがとうございます。
貼ってくださったリンクも見に行ってきました。
美しいですね。見ていてため息がでちゃいます。
 

キコリさんの包丁

 投稿者:ゲンベイ  投稿日:2017年 9月21日(木)01時07分56秒
返信・引用
  キコリさんの包丁ですが、ちょうど今、2本出品されています。

現在キコリさん多忙のため、
梁山泊さんの仰る通り、今後は数は出てこないものと思います。

みちさん紹介の画像と動画を拝見しましたが、
わかりづらいですが、画像真ん中の包丁がかなり似ていますね。柄の部分が。
動画だと刃のスネークパターンが確認できます。
もしかしたらとそうかなと思います。

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/t533452142

 

RE:駒のお手入れとキコリさんの包丁

 投稿者:梁山泊  投稿日:2017年 9月20日(水)22時59分5秒
返信・引用 編集済
  画像は海外のもので、キコリさんの包丁ではない様に思いました。
添付画像はキコリさんの包丁ですが、私は料理と洗濯はした事が
ない為に未使用で、油紙に包まれたままの包丁もあります。

ダマスカス刃紋と銘木(島桑・小笠原桑・島黄楊・タモ・スネークウッド
紫檀・黒檀・楓・名も知らない海外の銘木等)の組み合わせが素晴らしいです。

しかし、今後はキコリさんのヤフオク出品はされないと思います。
 

駒のお手入れとキコリさんの包丁

 投稿者:みち  投稿日:2017年 9月17日(日)19時53分37秒
返信・引用
  以前にオープン掲示板で静山の駒について質問したみちと申します。
その後「自分には本物を見極められないから、駒の世界は深追いしないようにしよう」と思っていたはずなのに気づけば銘駒図鑑に日参し、ついにヤフオクにも手を出すようになってしまいました。
中古で入手した駒の汚れが気になっていたので、こちらで紹介された駒のお手入れ仕方を参考にして手持ちの彫り駒を磨いてみました。 駒の写真を添付します。
泡磨きを試したところ、乾拭きで落とせなかった汚れが落ちて感動です。
イボタ蝋磨きもためしました。木の表情に奥行きが出た気がします(気のせいかも?)
セーム革も試していますが、こちらはすぐに変化はわからず。
大変ためになる方法を教えていただき感謝です。ありがとうございます。
この駒は、記念すべきヤフオク初落札品です。今振り返るとピンボケの写真しかなかったのによく入札したなと思います(笑)ちょっと幅広で持ちやすく、彫りの雰囲気も良い駒でしたので、ビギナーズラックだったと思います。

もう一点、駒の話でなくて恐縮ですが、
もしやキコリさん作では?と思われる包丁をYouTube 動画で偶然見つけましたのでキャプチャ画像を投稿します。URL も貼っておきますね。
先日の梁山泊さんの画像で拝見しただけなので、確信はありませんが刃の模様といい雰囲気が似ているように感じます。

https://youtu.be/zGcYabz3hYg

 

Re: 続、駒選びの話

 投稿者:ゲンベイ  投稿日:2017年 9月 8日(金)20時33分33秒
返信・引用 編集済
  白燕さん、どうもです。

感想を読ませて頂きましたが、特に恥じる事はないかと。
これは誰もが通る道だと思います。後は、その人のスタンスで好きなように駒と接していけば
良いと私は考えています。コレクションも奥深いですし、駒を育てるのも面白いものです。

新作を中心に収集する方もいれば、古駒がメインの方もいるし、自分で作る人もいる。
それで良いと思いますね。これは、趣味嗜好の世界です。
私はかつて、新作の収集から、古駒へと嗜好が変化しましたが、
それは銘駒図鑑の影響が強かったです。

特にキコリさんと梁山泊さんのスタンスは、非常に勉強になりました。
キコリさんはある意味で、雲の上の存在なのですが、梁山泊さんは現代のコレクターの中で
群を抜いています。その正統派の感性は飛び抜けていると言っても良い。

長年に渡り、ここまで信念を貫いている方は他に出会った事はありません。
将棋駒のマニアは案外と多いですが、こういう方は他には誰も居ないでしょう。
私個人の意見ですが、正統派の最後のコレクターだと思っています。
今後はこういう方はもう出てこないと思っています。

キコリさんと梁山泊さんに出会ってから
それ以降の私の、将棋駒だけでなく他分野でも、作品に対する見方は大きく変化しました。

もう私は将棋駒を求める事はないですが、そもそも将棋からも既に遠ざかっているのですが、
それでも、将棋駒を通して学んだ事は今でも役に立っています。

木工の世界や楽器の世界が、私の今の立ち位置ですが、作者の感性を感じ取る能力というのは
将棋駒の鑑賞や収集によって、大きく培われたと思っています。

一番大切な事は作者の人間性でした。何十組と収集して、何百組と鑑賞して判って来る事があります。
また、自分の感性や人間性を磨いて行くと(私の場合、それが磨けているかは疑問ですが、)
それに応じて、自然と良い作品が集まってくるようになります。これは不可思議でしたが、本当です。

求めよ、さらば与えられんと言いますが、自分の欲するものを強く求め続けていれば、
いずれ自然と縁が出来てくるものです。ただ、駒収集の世界はある意味で泥沼かもしれません。

金額的にも結構な散財でしたが、今では、人生に何ひとつ無駄な事は無いと強く信じています。

銘駒掲示板など、過去ログから読んでいくと大変、勉強になるかと思います。
駒だけでなく、木や漆、その他の工芸の世界の事も学べます。

ざっくり言って私はお二方のファンなんですね。
過去の書きこみからは、それぞれのお人柄が滲み出ていて非常に面白いです。
是非、お勧め致します。
 

Re: 続、駒選びの話

 投稿者:白燕  投稿日:2017年 9月 7日(木)11時41分42秒
返信・引用 編集済
  > No.55[元記事へ]

ゲンペイさんこんにちは

ビギナーとして興味深く拝見させていただいました。
将棋駒に麻薬的な魅力があるというのは本当にその通りですね。
最近初めて三万円ほど出して本ツゲ駒を購入しました。(これでも自分としては奮発したつもりです)その駒には満足しているのですが、その後も色々な販売サイトで銘駒を眺めてしまう自分がいました。
私の場合見れば見るほど欲しくなってしまう気がして、意識的にやめるようにしました。

購入した駒に満足しているのだし、まずはその駒を使い込んで味を楽しむべきですよね。
ビギナーなのに色気づいてしまい恥じています。
 

続、駒選びの話

 投稿者:ゲンベイ  投稿日:2017年 9月 7日(木)03時17分33秒
返信・引用 編集済
  木地は派手すぎないものを選ぶと良いでしょう。
というのも、駒は使っていくにつれて、手の脂を吸収して色合いが濃くなっていきます。
蛍光灯など、長年の紫外線の影響もあるでしょう。

駒は出来上がって50%、使い込んで育つ事によって100%になるものです。
使い込まなければ、味わいを引き出す事はできません。

高価で綺麗な駒を鑑賞して、ウットリするのも良いのですが、
それでは、駒本来の魅力を半分しか楽しめていないと言えます。
駒は使いこんでこそ、本領を発揮するものです。

駒を購入する際には、これを使いこんでみて、どうなるかを考えながら選ぶのが良いです。
品の良い柾目や薄虎斑は、使い込むと味良く育ちます。
虎斑や根杢は、完成時とても綺麗で魅力的です。これらは上品な感じの木地ならば良いと思います。
ただ、中には最初から派手過ぎるものがあり
そういう駒はいずれ飽きが来てしまう事もあります。そのあたりは各々の好みでもあります。

将棋駒は、長い年月、手入れを怠らず使い込むと、味わいが増して一生の大切な宝物になります。
それは自分で育てていくものです。経過を楽しむものです。
ツゲが味わいを増して、変化していくのを見る楽しみは所有者だけの喜びであります。
それは道具との付き合いの醍醐味です。

ビギナーの方に知っておいてほしいのですが、

購入する際に、心に少しでも何か引っ掛かるようなものを感じたら、
それは買わないというのが私の定跡です。これで失敗した事はありません。

逆に、ブランドや木地、価格、見栄、誰かに自慢したいだとか、
コレクションに持っておきたい等、駒の本質から離れたところで欲しくなった場合、
それは失敗する事が多かったものです。気軽に使えないのですよね。使い込めない。
酷い場合だと、売却する時の事まで考えている。
それは将棋駒でなくて、コレクターズアイテムと言えるでしょう。

駒には麻薬的な魅力があって、一つ良いものを手に入れると
他にもどんどん欲しくなるものです。作者、木地、書体、これらの組み合わせで
いくらでも欲しくなってしまいます。

ネットを見れば魅力的な駒はいくらでも見つかります。
自分の好みをしっかりと分析して、何が本当に必要なのかを理解すれば
駒選びに失敗する事はないでしょう。

安物買いの銭失いなどと言いますが、私も何度も失敗しました。手頃なのがかえって危ない。
失敗しないとわからない事も多いのですが、できるだけ失敗はしたくないものです。
逆に、高級駒を購入する際にも一際慎重になってください。

いろんなセールストークもありますが、それに惑わされず、自分の心と対話してみる事です。
ネットの書きこみを鵜呑みにしても、得るものは少ないです。できれば見ない方が良いくらい。
誰が良いとか悪いとか、ありますよね。私は一切見ません。何より精神衛生上良くない。
それよりも、実物を数見るのが勉強になります。

沢山勉強して自分の感性を磨いて、それを信じてください。

自分が本当に求めているものは何か、それを知る事が一番大切です。
どうか良い駒との出会いがある事を期待しています。
 

駒選びの話

 投稿者:ゲンベイ  投稿日:2017年 9月 7日(木)02時53分16秒
返信・引用 編集済
  定期的に、派手な木地の駒がオークションを賑わせますが
この派手な木地の駒を購入する際には、特に注意が必要といつも思います。
私も過去に何度も失敗しました。

派手な木地の駒は、値段も高いですし見栄えも良く、非常に魅力的です。
オークションでも、すぐに値段が跳ね上がります。
それだけ、購買意欲を刺激する魅力があります。

しかしなぜ、そんな華やかな駒が、こんなにも中古で数が出てくるのかを考えてしまいます。
根杢の豪華な駒など、結構な数が過去に出てきています。

木地は宝石のように美しく魅力的であるのに、やはり手放したくなる何かがある訳です。

大抵の場合、多くの駒師が
木地の華やかさに負けないように、書体も力強く太くたっぷりとした感じに仕上げるでしょう。
それが木地と相まって、「くどく」なる要因でもあると思います。

この「くどさ」が駒を飽きさせる原因であって、ほとんどのコレクターがこれを経験しているでしょう。
購入時には、とても満足感があるのですが、道具として見た場合には使い込みたいとは思えない、
眺めているだけでいいやと思ってしまうところがあります。

駒の本質とは、将棋を指すための道具であり、使いやすさ、見易さこそが本領だと思います。
駒は書体優先で選ぶべきと私は考えています。
 

棋具の修理

 投稿者:梁山泊  投稿日:2017年 8月26日(土)10時19分2秒
返信・引用 編集済
  吉田宏信師に駒箱と駒台の修理をお願いして、出来上がってきました。

画像右の駒箱は奥野作錦旗の彫駒の共箱です。上段の紐付きの駒台と中段の
紐付きの駒台は何れも組立式で、ホゾの狂いを修正して頂きました。

下段の紫檀の駒台も紐付きで、四方木口盤の高さに合わせる為に高さを
10mm低くして頂きました。以上の4組は何れも昭和10年以前の製作品です。

左の駒台は榧製台指しの経年変化から20年ほど前の作品と思います。
これは天板と同じ杢目の駒箱と同様にウレタン仕上げです。
この駒台はグラツキガあり、修理をお願いしました。

私の好み(感性)では駒箱は吉田工房以外は考えられません。
又、駒箱は予算に余裕がある時は摺り漆仕上げでお願いしています。

              画像追加
 組立式の駒台と本染めウコンの駒袋
 駒箱は何れも戦前の駒箱で、通常の駒袋では駒箱の蓋が納まりません。
 この為に製作した特注品です。

 

Re: 高級駒箱

 投稿者:かつどん  投稿日:2017年 8月22日(火)00時02分51秒
返信・引用
  ゲンベイさん

度重なるコメント、ありがとうございます。
やはり工芸品にウレタン塗装はダメですか。
煌めくような杢ではないので黒柿ならウレタンもありかと考えていましたが、風合いは大切ですね。
永く使う作品であれば、なおさらのことだと思います。

オクで手頃な黒柿の駒箱・駒台セット(おそらくウレタン塗装)が出ていたので、これで妥協してしまおうかと思っていたところですが、
拭き漆の満足できる作品に出会うまでのんびり探していこうと思います。
また、いずれは自身で作品に作ったり手を入れれるようになりたいです。自身で取り組むことで作品への理解もより深まってくると思いますので。


梁山泊さん
コメント、画像掲載、ありがとうございます。
素晴らしい作品ですね。
小笠原桑は初めて聞きました。とても貴重な材なのですね。いつか実見してみたいです。

http://blog.livedoor.jp/shogi_ryojiro/archives/24067675.html

 

キコリさんの包丁

 投稿者:ゲンベイ  投稿日:2017年 8月20日(日)12時26分11秒
返信・引用 編集済
  画像係り様、ありがとうございます。

そうです。これですね。ハッキリ申しまして、この包丁はかなりのお買い得でした。
価格以上の価値があると思いますよ。家族何代にも渡って使っていけるでしょう。
キコリさんはあくまでも製作者側の人間であって、商売っ気のないところが素敵です。
値段は買いたい人がつけるというスタンスは、粋な計らいと言えました。

この柄の部分ですが、非常に持ちやすい形状になっており
手に取ると非常にシックリきます。包丁の重心を良く考えられているのです。
キコリさんが出品している時には、専門的な料理人の方の落札が多かったそうです。
お客さんの前で調理する際に、この綺麗な見た目の包丁が見栄えする事、
良い話のネタになるのでしょう。

柄は銘木のいろんな材料を組み合わせて作られております。
小笠原桑は現在、超希少のため入手不可です。黒光りして木とは思えないような重さと密度です。
これを加工するのは大変な事なのですね。硬すぎて昇降盤から火を吹くらしいんです。
本当に恐れ入ります。ツゲの硬さなんてものじゃないのです。

これらの作品は、拭き漆の本来の味わい、木の味わいがフルに活かされている作りとなっています。
さわるとこんなにサラサラしているのかと驚きますよ。木の手触りが良いのです。
さりげない意匠と穏やかな木の味わいが、キコリさんの人柄を表しています。

よくある拭き漆と呼ばれる作品、ゴテゴテとした色味、くどい風合いとは無縁の作品です。
 

キコリさんの包丁

 投稿者:梁山泊  投稿日:2017年 8月20日(日)06時42分43秒
返信・引用 編集済
  画像係りより
キコリさんの包丁の拭き漆仕上げの画像です。
一番気に入っているのは2番目の画像中央のスネークウッドです。
希少材は小笠原桑で、黒褐色に柄の包丁です。

その総てがヤフオクの落札品ですが、今後は製作される事は
あっても、ヤフオクに出品される事は無い様に思います。
 

Re: 高級駒箱

 投稿者:ゲンベイ  投稿日:2017年 8月20日(日)03時13分0秒
返信・引用 編集済
  かつどん さん 早速ブログ拝見致しました。

大変立派なブログですね。文章もとても読みやすいですし、
お人柄が伝わってきました。将棋愛に溢れておりますね。
将棋、棋具などの普及にも貢献しておられるのは、大変素晴らしいと思います。

さて黒柿ですが、現在、島桑と同様に黒柿は貴重な材料となっています。
本当の良材はかなり少なくなってきているのではないでしょうか。
勿論、ストックを持っている人はいるかとは思いますが。

ウレタン塗装は木の風合いを殺してしまい、無機質な光沢を木に与えます。
この無機質な光沢が黒柿と合うかどうかだと思います。私はハッキリ合わないと思います。
貴重な木材を使って、その木を活かしきるなら漆が一番でしょう。
日本の木材を使って、日本の伝統的な技術で製作するのはロマンがあると私は考えます。

塗装にもいろいろな種類がありますが、私に出来るのはウレタン塗装、ラッカー塗装、
オイル仕上げです。ウレタン系はとにかく丁寧に手間を掛ければ、綺麗に仕上がります。
しかし、これは厚い塗膜で木を閉じ込めている感じがします。
見て触った感じが息苦しいような感覚とでも言いましょうか。

あの均一な塗膜、光沢が木を活かしていないと思うのですね。
木は呼吸をすると言いますが、ウレタンは木の呼吸もさせません。
手工品の世界には、そぐわないものと私は考えます。テーブルとかなら良いのですが。
それならば、耐水性、耐久性の高さがマッチします。

オイル仕上げというのがありますが、これは亜麻仁油という油を塗布していき乾燥、
硬化させていきますが、私も今まで数回試したのですが、手触りの良い木の質感
手作りの良さを味わえます。ただ、目止めをしなかったために、
木目が開いた状態になってしまいました。これをオープン・ポア・フィニッシュと言います。

オイル仕上げは、乾燥時間がかかる事と、塗膜なんて殆ど無いようなものであり、
耐久性が非常に低い事、紫外線の影響を強く受ける事で
色焼けしてしまう事などの欠点があります。私もオイル仕上げのギターを一本所有しており
かなり弾きこんでいますが、手汗などには気をつかいます。暑い時期には使えません。

オイル仕上げのやり方は、拭き漆にも少し似ています。タンポやウェスに乾性油を染み込ませて
塗っては拭き、塗っては拭きを繰り返します。漆は扱うのが難しそうで、挑戦する気はありません。いずれはセラックという塗料を挑戦したいと思っています。これもタンポ摺りです。
理由としては、自分で楽器の補修をしたいからなんです。ウレタンは硬化してしまうと
タッチアップが難しいのですが(できない事はないが、ウレタン自体が好みではない)

セラックは柔らかい塗料で何度でも補修ができます。
そもそも、セラックは非常に柔らかい塗膜であり、ちょっとしたツメの擦れでも、
傷がつきます。また、体温に長くさらすと白濁します。水分でも白濁します。

こんな欠点だらけの塗料なのですが、この柔らかさが楽器の音に相性が良いのです。
オイル仕上げと共に、歴史的にも古い技法で、
ヨーロッパでは楽器や家具などに使われてきました。
今ではよく使われる「ラッカー」の語源もセラックから来ているのです。

道具とは、手入れ、補修をしながら使うものであり、自分で出来るに越した事はないのですね。
やはり、どの道の趣味人も達人になればなる程、自前で手を入れるようになります。

棋具との付き合い方も、ゆくゆくはそのようになっていくと、
さらに奥深い面白さがあるのではないでしょうか。
 

Re: 高級駒箱

 投稿者:かつどん  投稿日:2017年 8月20日(日)01時19分5秒
返信・引用
  ゲンベイさん、丁寧な返信ありがとうございます。

キコリ氏はこちらの掲示板でアドバイスをいただきましたが、拭き漆にも長じた方なのですね。ぜひ一度お話をお伺いしたいものです。
駒箱造りの奥山師にお話を伺いましたが、師も拭き漆は十数回、場合によっては30回もの拭き漆を行っていると仰っていました。その時に画像の島桑の駒箱を購入しました。(拙い文章ですが、小生のブログにその時の話を書いています)
ゲンベイさんの仰る通り、拭き漆が木の味わい・杢の良さを引き立てるというのがよくわかりました。

もう一つ黒柿の駒箱を探しています。
吉田師の作品を拝見しましたが、
黒柿の良さはその色と模様であり、拭き漆が引き出す杢の美とはまた別のものだと考えています。
ですので、木の風合いを別とすれば、黒柿ではさほど拭き漆に拘る必要はないのでは?と思い質問させていただきました。

http://blog.livedoor.jp/shogi_ryojiro/archives/24067675.html

 

Re: 高級駒箱

 投稿者:ゲンベイ  投稿日:2017年 8月19日(土)19時31分8秒
返信・引用 編集済
  かつどん さん、お返事ありがとうございます。

拭き漆に関しましては、
キコリさんが第一人者でして、本当の拭き漆の奥深さを探求するのでしたら、
キコリさんにお会いして教えて頂くのが一番なのですが、
私などが説明するには奥が深過ぎます。

簡単に言うと、世間一般の拭き漆と呼ばれているのは
拭き漆というより、塗り漆と言った方が適切であり、その塗り方が厚い事が特徴かと思います。

世間で一流と呼ばれる作家でも、
拭き漆の真髄に迫った方はほとんどいないと言っても宜しいかと思います。

本当の拭き漆は、塗膜が尋常でない程に薄く、そしてそれが何層にも渡って、
とても多い回数を重ねられているとの事です。うろ覚えですが、12~13層でしたか。
この辺はキコリさんにご教授いただくのが一番でしょう。

実際には、キコリさんの拭き漆を見るのが一番です。
私はキコリさんの包丁の柄を何本も見たのですが、非常に丁寧な仕事で、
薄い塗膜に仕上げられていました。

そして、超極薄の仕上げを何層にも行った場合には、色合いは濃くなりません。
むしろ、木の味わいを引き立て、杢の良さを引き上げてくれるものです。

将棋駒にも拭き漆を施す方がおります。また、アマチュアでも試しにやってみる方もいるようですが、彼らの作品を観ると、どれもが色濃くなっております。これは本来の拭き漆とは違うのです。

ウレタン塗装は、私も仕事でやる事がありますが
塗膜としてはとても厚く、非常に耐久性の高いものです。衝撃や傷にも強く耐水性もあります。

普通に仕上げますと、ウレタンは光沢が出てきますから
それが木の風合いを殺してしまう面があります。できることなら、漆仕上げの方が
木の自然な手触りを楽しめるものと思います。

ウレタンでも極薄仕上げが可能ですが、技術と手間が掛かります。
その場合、光沢を出さないような仕上げも可能です。
ただ、ウレタン塗装というのは、できるだけ効率的に容易に仕上げる際に使われる事が多い塗料ですから
駒箱でそのような仕上げにされているのは観た事がありません。
事実、低価格帯の駒箱にウレタン塗装が採用されているかと思います。

ウレタンは擦り傷自体が付きにくいですが、ちょっと目立つものが出来てしまった場合も
コンパウンドで磨いてやれば、殆どわからなくなります。

よって、普通に使用する分には何ら心配はありません。楽器と違い、駒箱の場合は激しい使い方をする事も
無いでしょうから、剥れる心配もほとんどないかと思います。

万が一、どこかで塗膜が欠けたりする場合が考えられますが、その際にも楽器用の補修するラッカー液を使って、欠けた傷にチョコッと盛って上げて、硬化してからコンパウンドで面一に
磨いてやると、傷はほとんどわからなくなります。これは、ラッカー塗装やウレタン塗装の楽器で私はたまにやる事がありまして、経験上大丈夫と見ています。ただ、経年変化で補修した箇所が痩せる場合もあります。
光に当てて角度を変えて見ないとわからないくらいのものですが。

道具というのは、使ってやるのが一番です。
10年20年と使っていった場合、傷は多かれ少なかれ付く事もありますが、
ただ、その傷も大切な思い出に変わっていきます。道具として味わいが出てくるものです。
樹齢何百年という木の、美しい部分だけを使って作られた駒箱だと思います。
鑑賞するだけでなく、どうか大切に使ってやってください。

下記、ページが私が普段使っている補修液です。
まあ、普通の方が使う事はほぼ無いと思いますが、紹介だけしておきます。

https://www.amazon.co.jp/%E5%9B%BD%E5%86%85%E6%AD%A3%E8%A6%8F%E5%93%81-Freedom-Custom-Guitar-%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E5%A1%97%E8%A3%85%E7%94%A8%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%81%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E8%A3%9C%E4%BF%AE%E6%9D%90/dp/B0717BNJ9K

https://www.amazon.co.jp/Freedom-Custom-Guitar-Research-%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%81%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E8%A3%9C%E4%BF%AE%E6%9D%90/dp/B006Q7WU90

 

Re: 高級駒箱

 投稿者:かつどん  投稿日:2017年 8月19日(土)05時28分20秒
返信・引用
  > No.37[元記事へ]

ゲンベイさん、コメントありがとうございます。とても参考になります。

拭き漆と言っても、何層にも塗り拭きを繰り返していない作品もあるということでしょうか。
それだと名前の通った作者の作品しか怖くて買えませんね。

あと、安いものだとウレタン仕上げのものが多いですが、ウレタン仕上げについてはどのようにお考えでしょうか。
数年の使用だけを考えるならウレタンでも良いが、剥がれてきたあとの対処が難しいと思うので、
10年20年と使ううもりなら拭き漆仕上げしか選択肢にならないでしょうか?
 

泡磨きの思いで

 投稿者:梅水  投稿日:2017年 8月17日(木)17時43分25秒
返信・引用
 
泡磨き(気泡入りプラスチック消しゴミによる磨き)というのは、新しく購入した駒には普通は何年経とうとあまり必要になりません。

わたしが必要となったのは、ヤフオクで古く汚れた彫駒を落札したときです。あるとき、どうしようもなく汚れた彫駒を落札しました。それをなんとか綺麗にしたいのですが、表面をただ磨くような方法ではとても綺麗になりません。

そこで思い付いたのが消しゴムによる方法です。ただ、古いタイプの消しゴムではうまく行きません。そこで、木地を傷めないであろうゴム離れのよい気泡入りのプラスチック消しゴムを何種類も試してみました。そのなかで最もよかった銘柄を使ったところ非常に効果が出ました。

写真の駒は初代天一作天童草書彫の名品です。これは新品として購入したものでしたが、長く売れなかった(売らなかった)のでしょう、砂埃が積もったような嫌な汚れでした。これに泡磨きを使ったところ、綺麗に汚れが落ちました。その後、乾拭きを行いました。これがわたしのいつもの方法でした。

さて、この初代天一作ですが、もう手放してしまって手元にはありません。彫駒のコレクターならぜひとも手元に置きたい駒でしょう。素晴らしい名品です。しかし、わたしはこのときコレクターではなくなっていました(よくいうと卒業)。

手放しても幾らのお金にもならないと思っていましたが、コレクターではない自分の手元に置くよりも誰か他の本物のコレクターの方の手元にあったほうがよいと思い手放したのでした。

わたしが泡磨きで一生懸命磨いたこの駒は、いまは誰の手元にあるのでしょう。


 

Re: 駒の手入れ

 投稿者:白燕  投稿日:2017年 8月17日(木)16時42分15秒
返信・引用
  梁山泊さん、コメントありがとうございます。

駒の手入れの世界も広いのですね。
イボタ蝋についてはこれまで全く知らなかったのですが、まずはゲンペイさんにご紹介いただいた「つやふきん」を試してみようと思います。
より濃いものを試してみたくなった際に今回のご投稿を参考にさせていただきます。
盤駒含めヤフオクでの購入も考えたのですが、初心者には中々見極めが難しいです…

みなさんにもご意見いただきメガネ拭きを使うのはやめることにしました。
乾拭きの際タオルを敷いて動かす手法もあるのですね。確かにその方が駒を痛めなさそうですね。教えていただきありがとうございます。
 

Re: RE: Re: RE: 駒の手入れ・保管について

 投稿者:白燕  投稿日:2017年 8月17日(木)16時26分50秒
返信・引用
  梅水さん、コメントありがとうございます。

ゲンペイさんのご意見を参考にセーム革を購入しましたが、ベーシックな綿の物も持っておこうと思います。
藤井先生の駒は実に良い味を出されていますよね。色合いがたまらないです。実は駒を購入する際色々悩んだ挙句この掲示板で梅水さんが紹介されていたお店で購入しました。その節はお世話になりました。
ご指摘、ありがとうございます。忘れないうちにご紹介いただいた泡磨き用の消しゴムを購入しておきました。必要となるその日まで机の中で眠らせておきます。
 

Re: RE: 駒の手入れ・保管について

 投稿者:白燕  投稿日:2017年 8月17日(木)16時16分42秒
返信・引用
  ゲンペイさん

先日セーム革が届きました。お陰様でこれからのお手入れが楽しみです。
変化を感じたらまた投稿させていただきますので、ご意見いただければと思います。
 

駒の手入れ

 投稿者:梁山泊  投稿日:2017年 8月16日(水)09時23分2秒
返信・引用 編集済
  画像1は駒の乾拭きで、木綿のタオルをテーブルに敷いて駒を動かします。
尚、盛上げ駒の場合は布を10枚は重ねないと盛上げが悲鳴を上げます。
画像2の上段右はカルナバ1号で、私の場合は布に蝋を擦り付けて使用します。
上段中央は蜜蝋ワックスで、蜜蝋にえごま油を混ぜたものですが、盤駒には
使用せずに未塗装の家具に使用します。上段左は米油(半乾性油)で同じく、
未塗装の家具用ですが、止むを得ない場合(手指の汚れから駒を護る)には駒に使用します。
但し、布に3,4滴たらして40枚総ての駒を拭き取ります。
下段右は精製イボタとありますが、純粋なイボタ蝋とは違う様です。
(35年以上前に200円で購入しました)下段中央はキコリさんから頂いたイボタ蝋
で、下段左はヤフオクで落札した怪しげなイボタ蝋で嫌な匂いがあり、手触りからは
混ぜ物がある様に思います。尚、私の場合ですが、イボタ蝋を使用する時は布の中に
イボタ蝋を入れて、テルテル坊主の様にして駒を磨きます。

駒の手入れにファイバークロスは繊維の先端が尖っているので、駒には優しくなく、
やはり、洗いざらしの木綿が、繊維の先端が丸く、駒には優しくお奨めです。
又、化繊や絹も木地を傷めます。

私が吉田桐藝店に直接お願いした駒箱では木地仕上げが60組程で、摺り漆しあげが10組で
ウレタン仕上げは1組もありません。又、何れも支給材でお願いしました。
 

RE: Re: RE: 駒の手入れ・保管について

 投稿者:梅水  投稿日:2017年 8月15日(火)17時40分24秒
返信・引用
  >>> ワンコインで買えるようなもので問題ないのでしょうか?

綿であれば色つきのものでも構わないと思います。お金を掛ける必要はなく、ワンコインでもOKだと思います。ベーシックなもので手間を惜しまないのがよいと思います。藤井四段所蔵の駒をご覧ください(別投稿に画像あり)。

>>> 消しゴムで汚れを落とせるのは知りませんでした。

消しゴムであればなんでも同じではありませんのでご注意ください。昔ながらのゴムタイプだと駒によくないイメージもあります。ですから、わざわざ消しゴムの銘柄を指定して「泡磨き」と呼んでいます。

 

Re: RE: 駒の手入れ・保管について

 投稿者:ゲンベイ  投稿日:2017年 8月14日(月)21時49分41秒
返信・引用
  白燕さん、参考にして頂けたようで何よりです。
しばらくお使いになられましたら、是非とも感想をお聞かせください。
 

Re: RE: 駒の手入れ・保管について

 投稿者:白燕  投稿日:2017年 8月14日(月)18時09分51秒
返信・引用
  ゲンペイさん、コメントありがとうございます。

大変わかりやすい説明で、興味深く拝見させていただきました。日頃の手入れが大事とは思っていましたが、拭く素材の重要性を正しく認識できていなかったので勉強になりました。
駒の色の変化を楽しみたいと思っていますので、アドバイスいただいた通りセーム革をメインに時々つやふきんを使用してみようと思います。平日は1.2局棋譜並べする程度の使い方なので先は長いですが、手入れも含めて楽しみになってきました。もししっくりこなくても色々試してみようと思います。
 

Re: 高級駒箱

 投稿者:ゲンベイ  投稿日:2017年 8月14日(月)03時18分24秒
返信・引用 編集済
  かつどん さん、お返事遅れました。申し訳ないです。

>黒柿は吉田師、島桑なら奥山師、松浦師は材は手広くちょっとリーズナブル、組子で独自路線>の大橋師という認識ですが合っていますでしょうか。

との事ですが、概ね間違いはないと思います。大橋さんの駒箱の精度は非常に高く、
むしろ組子の作品よりも、通常の駒箱の作品の方が私の好みではあります。
結構、良い材料を使っているとは思いませんか。現在、良材が枯渇していく現状で
一昔前よりも、全体的に材料は落ちてきていると思います。その中で、良い材料を使った作品があれば、駒箱好きなら、それは買いだと思っています。

駒箱が好きな人の基準の一つに、締まり具合が何秒かかるというのがありますけども
作品を何点か実見して、吉田さんはあまりそういう事には拘っていないのではと感じました。
精度や機能性だけではなく、木を最大限活かした、作り、風合い、雰囲気、もっと違う何か作品性を追求しているのかとも思います。確かに、ゆ~くりと締まり落ちていく様は、たまらないものが
ありますよね。私もそれがよくわかります。小さな世界の作品ですが、駒箱はとても素敵な棋具の一つだと思いますよ。私も銘木が好きなので、たまらない何かがありますよね。

一つ、知っておいて欲しい事があります。本来の拭き漆は、世間で思われているような拭き漆とは違うという事です。これはキコリさんの拭き漆を実見すると一目で理解できるのですが
多くの作者の場合、拭き漆というと塗り漆のようなものです。色が濃くなるというのが常識のようになっておりますが、あれは間違いなのです。木を活かすのが拭き漆です。あれは木を殺しているのですよ。島桑でもやたらと色濃い作品がありますが、あれも本来の拭き漆ではないのです。拭き漆とは物凄く薄い、何ミクロンという薄さの塗膜です。それを何層にも渡って塗っては拭き、塗っては抜きを繰り返すのです。正しい方法で何層もの塗膜を作っていくと、
色合いは濃くならず、むしろ木が持つ本来の杢の美しさが浮かび上がってくるのです。

光の屈折が原因との事ですが、色合いは濃くはならないのです。むしろ、木目を引き立たせて
木を活かす塗装方法と言えます。サラサラとした触り心地は、非常に心地よいものです。

ところが、駒箱を作るような方の中には、その漆作業を外注に出してしまうような方もいます。
それで、本人の作というのですから、ちょっとどうかなと思う事もあります。
これ以上詳しくを書く事はできませんが、ご自身の目で見てさわって確かめて、
その作品性というものを感じ取って頂く事が、目を肥やして本物を知る一番の近道と思います。

駒箱は、黒柿と島桑が双璧をなす存在で、それ以外の材料には私はあまり興味がありません。
楓やトチなども面白いですが、やはり、ここぞという時の対局には、黒柿と島桑が似合います。
品格がありますよね。特に私が一番好きなのは緑が入った黒柿です。
 

Re: RE: 駒の手入れ・保管について

 投稿者:ゲンベイ  投稿日:2017年 8月14日(月)02時39分48秒
返信・引用
  もし、粉末状のイボタロウがある場合には、もっと楽に手入れできます。

しかし、粉末状の純国産イボタロウは現在、入手困難です。
ヤフオクで出品されているイボタには、絶対に手を出さないでください。
あれは、量が極小な上に、不純物が混ざりすぎていて使いものになりません。

この手入れの仕方は、ビニール袋に粉末のイボタロウを入れて、その中に駒を数個入れます。
そして、軽く袋の中で揉みこんでから、袋から出した駒を布地で磨くだけです。
これはキコリさんから教えて頂いた方法ですが、これで充分にコーティングが可能です。

木材、銘木、特にツゲや黒檀とは相性が抜群です。木を活かす手入れの一つです。
使っていくと、木地に鈍い照りが出てきますが、実は漆にも相性が良いのです。
もし、盛り上げ駒を入手された際には、イボタで磨きこむのも一興です。
素晴らしい自然な照りを引き出してくれるでしょう。

手入れとは、自分で試行錯誤して
ご自身に合うやり方を見つける事が肝要です。いろいろと試してみる事をお勧め致します。

私は駒だけでなくギターの指板、今では貴重な漆黒の黒檀(エボニー)につやふきんを使っています。非常にサラサラとした触り心地は、指離れが良く、演奏性の向上に役立っています。
金属フレットの錆防止効果もあり、今後手放す事は考えられないくらいです。

駒にも同様でサラサラとした感覚は指離れが良く、見た目にも美しいものです。
一度くらいは試してみても良いかと思いますよ。感覚的に合わなかったとしても、
良い勉強になるでしょう。何でも自分で試すことは有益かと思います。
 

Re: RE: 駒の手入れ・保管について

 投稿者:ゲンベイ  投稿日:2017年 8月14日(月)02時20分2秒
返信・引用
  白燕 さん、お役にたてましたら幸いです。

つやふきんと綿布の併用の話ですが、
つやふきんで使用後、毎度乾拭きする必要はないと考えています。

というのも、これを使えばイボタ蝋で非常に薄くツゲがコーティングされるので
サラサラの触感がある程度、維持できるからです。手汗が多い方、多湿な時期などでは
その条件に合わせて、使用頻度を上げれば良いのではないでしょうか。

サラサラ感が失われてきたと感じた時、気分的に使いたい時に使えば良いと思っています。
通常手入れは綿布で充分です。もし、ツゲに使い込んだ色合いを増していきたいとお考えなら
セーム革を使うのも良いですよ、通常の手入れよりも、早く良い色合いに変化していきます。
セーム革には、ごく微量の天然の油成分が含まれているためです。これは自分で試しましたが
普通の綿布を使うよりも、早く良い色合いに変化しました。木地が柔らかい程、わずかずつ油を吸い込んでいきます。ただし、駒とセーム革を自然に使い込む事です。
間違っても椿油などを使ってはいけません。

彫駒の場合、使い始めの一回だけ、極少量の油を使って磨くと良いという方もいます。
私はそれでも問題はないと考えます。ただし、本当に極少量です。

実は、つやふきんは消耗品でして、使いこんでいけばイボタの効力も落ちてきます。
使用するにつれ、タオル状の木地がどんどんと磨耗していきます。
もちろん、刷り込まれた蝋が落ちてしまいますから、洗濯はできません。
そういう訳でして、1枚1080円のこの布地をそう頻繁に取り替える訳にもいかないでしょうから
数回に一回とか、自分でお決めになって使っていくと良いかもしれません。
 

Re: RE: 駒の手入れ・保管について

 投稿者:白燕  投稿日:2017年 8月13日(日)23時23分5秒
返信・引用
  > No.32[元記事へ]

ゲンペイさん、コメントありがとうございます。

つやふきん、知りませんでした。
元々繊細な木製楽器に使うものと知りなんだか頼りになります。
木地の保護になるのもありがたいですし、サラサラな仕上げも体感してみたくなりました。

> 駒の日常的な手入れとしては、つやふきんと綿布の併用に落ち着きました。
とのことでしたが、どのように使い分けをされているのか、教えていただけますと幸いです。
 

Re: RE: 駒の手入れ・保管について

 投稿者:白燕  投稿日:2017年 8月13日(日)23時12分1秒
返信・引用
  > No.31[元記事へ]

梅水さん コメントありがとうございます。初心者で高級品を買うのは心配だったので今回は三万円程の駒を購入しました。使い込んで色が変わるのが楽しみです(だいぶ気が早い)

家にあるもので代用しようと思ったのですが横着でしたかね…。駒に細かい傷をつけないためには白い綿がベストなのですね。ワンコインで買えるようなもので問題ないのでしょうか?
消しゴムで汚れを落とせるのは知りませんでした。彫駒なので将来使えそうです。ありがとうございます。

駒袋についてもご助言ありがとうございます。駒の保存状態に特に影響しないのであればしばらくは購入を見合わせようと思います。(すぐに欲しくなるのかもしれませんが)
 

RE: 駒の手入れ・保管について

 投稿者:ゲンベイ  投稿日:2017年 8月11日(金)20時22分59秒
返信・引用
  白燕 さん、こんにちは。

私もマイクロファイバークロスでも特に問題はないと思います。
他には、着古した綿のTシャツ、セーム革など、試してみると良いかもしれません。

個人的なお勧めとしては、
「つやふきん」というイボタ蝋が刷り込まれたタオル木地の布ですが、
これで磨くと駒がサラサラになります。ツゲとの相性も抜群です。
掬水さんも仕上げに使っていると聞きました。本当は、純国産のイボタが良いのですが
入手困難なので、取りあえずは「つやふきん」を使っています。

私は駒だけでなく、普段はギターの指板にも使っています。
黒檀がサラサラにコーティングされて弾き易くなりますし、木地の保護にもなります。
また金属フレットの錆防止効果もあります。イボタ蝋は非常に優れた蝋でして磨きこむ事で、
木に鈍い照りを与えてくれます。それでいてサラサラとした手触りで駒を扱いやすいです。

駒の日常的な手入れとしては、つやふきんと綿布の併用に落ち着きました。
 

RE: 駒の手入れ・保管について

 投稿者:梅水  投稿日:2017年 8月11日(金)19時06分31秒
返信・引用 編集済
  白燕さん、こんにちは。島黄楊駒のご購入おめでとうございます。

早速ですが、

>>> ・対局後の駒の乾拭きにメガネふき(マイクロファイバー)を使用しても問題ないか

おそらくは問題ないと思いますが、個人的にはお勧めではありません。綿の白い布(綿であればガーゼなどでもOK)で乾拭きするのが一番だと思います。特別なものを使う必要はありませんし、奨励会などでも使用されるように綿の布で磨くのが一番、そう考えます。将来、もし、強い汚れが付いて困るような状態にでなりましたら、気泡入りプラスチック消しゴムで汚れを落とされたらよいと思います。これをわたし個人は「泡磨き」と呼んでいます。ただし、泡磨きは油分で汚れた駒(とくに盛上駒など)には無効である場合が多いです。あと、間違っても椿油で磨いたりしないでください。


← 泡磨き用気泡入りプラスチック消しゴム


>>> ・自宅用で使う場合も駒袋は必要か(桐箱はついてきました)

必要か必要でないかといえば、必要ではないと思います。ご自分次第です。この掲示板の他のご投稿にもある通り『ウコン布や絹布でそのまま包むのが、案外一番良い気がしてきました』とお考えの方もおられます。また一方、駒袋は是非とも必要という方もおられることと思います。

 

駒の手入れ・保管について

 投稿者:白燕  投稿日:2017年 8月10日(木)14時32分50秒
返信・引用
  はじめまして、白燕と申します。
将棋を初めて10年ほどになります。これまで自宅ではプラ駒ビニ盤で棋譜並べをしていたのですが最近無性にいい駒が欲しくなり、衝動を抑ええきれずにシマ黄楊の駒を購入しました。大事にしようと思います。

気になることが二点できたのでアドバイスをいただけないでようか。
・対局後の駒の乾拭きにメガネふき(マイクロファイバー)を使用しても問題ないか
・自宅用で使う場合も駒袋は必要か(桐箱はついてきました)
 

Re: 高級駒箱

 投稿者:かつどん  投稿日:2017年 7月26日(水)21時38分45秒
返信・引用
  > No.28[元記事へ]

ゲンベイさん コメントありがとうございます

三輪さんとトウシンさんが豊富なんですね。
なかなか愛知に行く機会がないのが残念です。
吉田師は展示会が度々あるようなので、チャンスがあれば直接見てみたいです。

黒柿は吉田師、島桑なら奥山師、松浦師は材は手広くちょっとリーズナブル、組子で独自路線の大橋師という認識ですが合っていますでしょうか。

銘木でうっとりしたいので、銘木を前面に押し出している吉田師、奥山師の印籠型が個人的には良いかなと思っています。奥山師の実物はまだ見たことはありませんが、せめて各師一作品ずつは実見してみたいですね。
先日、連盟売店で吉田師の八角形型の駒箱を拝見しましたが、完成後の歪みなのか締まり具合が今ひとつでした。
名匠の作品であっても実見しないと怖いと思いました。

駒袋は情報が少なく難しいと感じています。
熊澤師のブログでも色移りを防ぐために裏地に色落ちしない先染めの正絹を使用しているとありますが、
実際、高級と書かれている駒袋でも先染めの正絹を使っているのか確認が難しいです。

そんなに駒袋で心惹かれる作品にまだ出会っていないこともありますが、
ウコン布や絹布でそのまま包むのが、案外一番良い気がしてきました。
駒袋なしであれば、小さめの駒箱も候補にできますし。

もう少しいろいろ見てみたいと思います。
 

高級駒箱

 投稿者:ゲンベイ  投稿日:2017年 7月24日(月)08時07分5秒
返信・引用
  かつどんさん、初めまして。

高級駒箱をお探しとの事ですが、三輪碁盤店やトウシンなどが品揃えが豊富です。
他の碁盤店でも当然扱っておりますが、名工吉田宏介の新作は三輪さんがよく出てきます。

個人的な好みでは、吉田宏介作の印籠型ではない駒箱、
大橋利一作の印籠型ではない駒箱が好きですね。
なぜなら、駒を出した後、駒箱を盤の下に収める際にちょうど良い高さだからです。

印籠型では高さが合わないかと。ゴージャスな気分を味わいたい時、
銘木や駒箱自体が好きで求めるならば、印籠型も良いかと思います。

大橋利一作品は作りの精度が非常に高く評価できます。
吉田宏介師の作品も出来が良いです。他に奥山氏や松浦氏も有名ですが、作品を実見なされると
ご自身で適切な評価が出来る事と思います。

駒を駒箱に収納される際には、駒袋を使うのが今では常識となっておりますが
プロのタイトル戦などでも、当たり前のように使用されておりますが
駒を盤に出す際に盤からこぼれ落ちたりするのは、観るに耐えません。

できれば、ウコン布という布地にくるんで、駒箱に収納するのがベストだと思います。
ウコン布には、防虫、防腐、殺菌効果があると言われております。
また、盤に出す際にも、布を横すべりさせてサラサラと駒を広げられますから便利です。

駒袋で盤にバラバラと勢いよくだすと、盤にも余計な傷が付いてしまうのではないでしょうか。

ただし、ウコン布も天然塗料で染めた本来の上質な製品は良いのですが
大量生産の質の良くない商品は、あまりお勧めできません。
それらは化学塗料で染めてから、ほんの少しだけ植物染料を垂らしただけとも聞きます。
防虫、防腐効果はないに等しいかと思います。いろいろとお試しなさるのが良いかと思います。
 

Re: キコリ

 投稿者:かつどん  投稿日:2017年 7月22日(土)15時07分18秒
返信・引用
  > No.26[元記事へ]

キコリさん

桐共箱という物ですね。
初めは駒を入れる箱を更に入れる箱?要る?と思っていましたが、
しっかりとした作品が欲しければ、桐共箱付きと言うのは目安としては分かりやすいですね。
桐共箱の有無を目安にして探してみます。

そもそも高級駒箱ってどこで売ってるんでしょうか?
駒の展示会とかでしか、見たことないのですが。。
 

キコリ

 投稿者:キコリ  投稿日:2017年 7月20日(木)21時15分31秒
返信・引用
  かつどん さん

はじめまして。

良い駒箱をお持ちでしたら、お勧めしたいのは桐で駒箱用の二重箱をお作りになる事です。
駒箱は、駒に比べますと傷つき易いですので、昔はよく二重箱にしたものです。印籠作りの駒箱ですと、良心的な作者は桐箱に入れて、そこに銘を入れてくれますよ。
 

RE: Re: RE: 駒箱の収納場所

 投稿者:梅水  投稿日:2017年 7月20日(木)20時43分29秒
返信・引用
  かつどんさん、根杢の菱湖のオーダーおめでとうございます。

わたしなど1~2年も待てない性格でしたが、考えてみましたら、その1~2年こそが至福の時、醍醐味であります。存分にお楽しみください。

また、完成されましたら、箱と共に写真など投稿いただけましたら幸いです。

 

Re: RE: 駒箱の収納場所

 投稿者:かつどん  投稿日:2017年 7月20日(木)18時58分37秒
返信・引用
  > No.23[元記事へ]

梅水さん
コメントありがとうございます。
まだ印籠形のような高価な駒箱は持っていないのですが
カサ高い箱はみなさんどのように置いているのかと思いまして。
よく考えれば、単純に盤下には拘らずに好きな場所に置けばいいだけですね。盤下に拘れば他の箱にすればよし。

先日コメントした駒ですが、駒作りの職人の方に根杢の菱湖でオーダーしました。
出来上がるまでに1-2年かかるらしく、それまでにのんびりと駒箱を探したいと思います。
いやー、棋具の沼にどっぷりと浸かっています
 

RE: 駒箱の収納場所

 投稿者:梅水  投稿日:2017年 7月19日(水)22時47分36秒
返信・引用
  かつどんさん、こんにちは。

ずいぶん立派な棋具をお持ちなんですね。ここの住人故、まずはその辺りに造詣のないわたしから。

あくまでもわたしの場合ですが、盤下に置きます。置けないような箱は持っておりません。もし、特殊な箱をお持ちならば、その時点で拘りがあるはずですが、迷われるならば、どこでもいいじゃないかと思うのがわたしです。まっ、盤則に置かれればよろしいんじゃないでしょうか。よいお返事が浮かびませんでした。すいません。

 

駒箱の収納場所

 投稿者:かつどん  投稿日:2017年 7月19日(水)20時59分10秒
返信・引用
  駒箱はどこに収納されていますか?
私は脚付盤の下に入れていますが、盤の上などに置いておく方もいるのでしょうか?
また、印籠形などのカサ高い箱の場合は盤下には入りませんが、どこに収納されていますか?
 

藤井聡太四段の愛用駒

 投稿者:梅水  投稿日:2017年 7月18日(火)23時31分53秒
返信・引用
  写真の駒はちょっと写りが悪いのですが、藤井聡太四段の愛用駒です。


ちょっと前の投稿で、竹風作昇龍書彫駒を藤井聡太四段の愛用駒として紹介しましたが、このスタンプ駒も同様に現役の愛用駒のようであります。これは想像ですが、主に詰将棋に使っているように思います。

今回の投稿で注目いただきたいのは、安価な駒であっても愛用することで、輝くということです。

これも想像ですが、藤井聡太四段の詰将棋にはこの駒がなくてはならない。この使い込んだ駒が一番詰将棋のための思考によいのでしょう。

道具というのはそうしたもので、ご覧のようにスタンプ駒であっても、駒形と木地の選択がよければ、長年に渡り愛用出来るものだということがわかります。

予算がなくて、プラ駒でもほしいなぁって思っている方がおられたら、このような安価な木製駒を検討してみてはいかがでしょう。


 

RE: RE:棋士と血液型

 投稿者:キコリ  投稿日:2017年 7月 4日(火)15時41分53秒
返信・引用
  十分に美味しく堪能させて頂きました。

印象に残りましたのは佐々木五段の「5八玉」と寄った手で、これで十分に酔った気分となりました。今後も、彼らの将棋は期待が出来そうです。

しかし、タイトル戦並みの駒を使っておりますね(笑)。連盟も必死なようです。
 

RE: Re:棋士と血液型

 投稿者:梅水  投稿日:2017年 7月 3日(月)19時11分53秒
返信・引用
  お酒は旨く飲めましたでしょうか。こちら、下戸ですので、いつもしらふで興奮気味に観戦しています。

30連勝が阻まれたのは、ミーハーな一将棋ファンのわたしとしては残念でしたが、ここは、佐々木勇気五段を称えたいと思います。藤井聡太四段の敗因としては、横歩を取ったことだろうと思います。厳密に読めばない手のはずですが、そこを踏み込んだのも、藤井聡太の魅力なのですから是非もないところです。

たぶん、もう、藤井聡太四段は同じ形で負けることはないでしょう。

 

Re:棋士と血液型

 投稿者:キコリ  投稿日:2017年 7月 2日(日)19時33分26秒
返信・引用
  梅水さん

面白く拝読させて頂きました。

現在、局面は53手目9七桂馬ですが、とても五段と四段の将棋とは思えない内容ですね。同香車、同香車が考えられますが、名人戦より面白い(笑)。

さて,此れからどの様な名局が生まれるか?酒がうまそうです。
 

棋士と血液型

 投稿者:梅水  投稿日:2017年 7月 1日(土)16時10分51秒
返信・引用 編集済
  棋士は他の職業に比べ、人間関係、しがらみ等少なく、血液型による純粋な傾向が現れやすい業界ではないかと思っています。

その昔、将棋が手探りの時代に強かったのは、B型の棋士です。大山康晴、中原誠、森安秀光、森けいじ、大内延之などといった人が思い浮かびます。B型の棋士の特徴は、その勝負感や柔軟な発想にあります。A型の棋士は、升田幸三、加藤一二三、二上達也、内藤國雄、有吉道夫の方々で、将棋に型(パターン)をもっているのが特徴です。型を持つ A型の棋士に対しては発想の柔軟な B型棋士が優位であったと思います。

そして近年になって、将棋が一部解明されてきて、どうしたら強くなれるのか(定跡が整備された結果による勉強の仕方)、どうしたら勝ちやすいのかということが共通の情報として得られるようになると、O型の棋士が活躍を始めました。谷川浩二、渡辺明、など近年比較的多くなった O型棋士の方々です。O型は目標や手段が明確に与えられると強みを発揮します。

AB型の棋士はといえば、ご存じ羽生善治です。そもそも AB型は少ないから棋士の数も少ないですが、米長邦雄、村山聖などがそうです。共通の特徴は「終盤型」であることと「オールラウンダー」であることです。終盤型であるのは、そもそも AB型は競争世界で頭角を現しにくいということ。であるにもかかわらず頭角を現しているということは、基本能力が高い=終盤が強いということ。その能力の純粋性が表れています。オールラウンダーなのは AB型が根本的に多くの戦法を指したい傾向にあるということ。食卓のおかずなども AB型は一般的に多くを望みます。B型などは一品あればよい。

さて、藤井聡太。この棋士が A型である理由。幼いころのエピソードを YouTubuで観ました。小学1年生にころ、小学6年生に将棋の大局観につき主張したそうです。また、師匠(杉本昌隆)の指し手に対しても注文をつけるそうです。これができるのは A型なのです。例えば、O型には無理で、O型の場合は自分が弱いうちは強い者(大人など)に従順なのです。強い者を越せば態度が変わる場合があります。

また、藤井聡太の将棋には、型(パターン)がハッキリあると見ています。それは A型の特徴です。実はそれは藤井聡太の強さの理由にもなっていると思います(今回詳細は割愛)。A型の完全主義な性格が詰将棋をとことん追求する原動力にもなっているはずです。それにね、見た目が A型なんです。見た目で一番分かり易いのは AB型なんです(一番サッパリしています)が、他の血液型も一般的な外形的特徴を持っています。

こういう背景を色メガネで見ているわたしには、藤井聡太の戦闘態勢(土下座姿勢)を見ていると目頭が熱くなります。A型の天才少年が集中して一心不乱に戦っている姿(土下座)に感動します。

まだまだ書きたいことはありますが、今回はここまで。藤井聡太が A型でなかったらどうするんだって。知りません。

 

RE: Re:藤井聡太人気からの将棋駒人気はないの?

 投稿者:梅水  投稿日:2017年 7月 1日(土)15時23分45秒
返信・引用
  さすがキコリさんならではの大変興味深いお話をお聞かせいただきありがとうございます。そこで、わたしもビギナー向けとはいえ、駒の掲示板という場所ではありますが、別途「棋士と血液型」という投稿をしたいと思います。ちょっと無関係なようで、将棋には関係してきます。

欧米では血液型には無関心で、それを根拠に血液型を気にする日本人は幼稚であるということを言う人もいますが、科学者(わたしは一般人ですがそのようにと自負しています)であるわたしは、何事にも幼稚な考えではありません。血液というのは型によって形が異なり、それが体中を駆け巡っているわけですから、その回路特性が異なるのは当然なのです。

よく、人間が4通り(血液型)に分けられるはずがないという人がいます。そんなことはありません。実際に人間は「男と女」という2種類に分けることが出来ます。性別が事前にわかっているということは重要な情報です。もちろん、男だから女だからと性格が決定するわけではありません。しかし、ある程度わかることがありますね。血液型もその程度に捉えてください。

世界には素晴らしい発見とそしてそれを発展させた人たちがいるのですが、その多くは日本人だと思っています。武道(合気道、剣道、柔道、空手)、食(寿司、天ぷら、鰻、その他無数の和食)、詳しくは割愛しますが、数多くの日本でのみ発見され発展された文化。血液型もその一つといってよいかも知れません。

 

Re:藤井聡太人気からの将棋駒人気はないの?

 投稿者:キコリ  投稿日:2017年 7月 1日(土)14時07分18秒
返信・引用 編集済
  梅水さん

実を言いますと、私が最初に使った駒も竹風作 昇龍書でした^^;。当事中学生であった私には高価でもあり、非常に大切に使っては磨き、使っては磨きの日々が懐かしく思い出されます。

梅水さんも覚えていらっしゃると思うのですが、昔ある将棋専門誌に頼まれてツゲ材にレーザー彫りの彫り埋駒を頒布の為に数多く作った事がありました。当初は35.000円の販売で材質やレーザーでの彫りであることの標記を条件に安価で販売価格を設定して普及の為にとの計画でしたが、意外と品質が良いとの「大人の事情」で気がついた時には70.000円で販売がされてしまっておりました。

まるで『盤屋は大名は大名、駒師は乞食』と言われた昔の天童を彷彿させるような内容にはガッカリとさせられたものです。私は、今年の4月より20年程前まで経営をしていた会社に舞い戻り
『浦島太郎の生活』を致しております。駒にする予定であった20年以上前までに集めたツゲ材は少しばかりを残し、殆どを茨城の倉庫に移して仕舞い込んだところ、急に駒材にしたいとのある方の希望で残材の1トン半程を買っていかれた事がありました。

不思議に思い調べてみると、御蔵島の原価が当事の数倍に成っていた事や、天童市が「ふるさと納税」で日本一(現在はわかりませんが)になった為に、納税者に一枚づつ「根付駒」を付ける為に割高で駒師に製作を依頼して、殆どの駒師が「根付駒師」に変貌し、中には年収が倍になった方もいるそうで、駒作りはほとんど行われていないとか。。。

前述の買われていったツゲ材も、別の地域での「ふるさと納税」の対象物として彫り駒や盛上げ駒に使われ、新しい駒の産地を目指す為であることが解りました。この様な「大人の事情」がある限り、駒は安くはならない事を痛感した次第です。

本来は、連盟がそれらの普及の為に活動をするべきでは?だって『公益社団法人』なのですからね。しかし、今回の藤井フィーバーでも同団体は、『スマホ問題の払拭』や『利益追求』や『イメージ作り』に必死で失笑するしかないのです。

定款の第2条には『歴史、文化、伝統』の文字が記載をされていますが、それを記載するなら何故現在の『第十六世名人』は蚊帳の外に置かれているのかが理解できません。江戸期以来の名人制こそが『歴史、文化、伝統』の象徴であった筈なのですがね。

2年ほど前にある中国の方が工房に見えられて2トン程の駒木地材を求められた事がありました。お話を聞くと「今、上海では日本の将棋が大変に流行り、将棋人口は300万人を超えています。しかし、使っているのは『プラスチック駒』、これでは日本の文化を本当に伝える事は出来ません」と力説をされていました。木材を中国に輸入をする為には様々な問題があり、実現は難しい事がわかり中断と成りましたが、その考え方を連盟が持たない事を非常に残念に思い、考えさせられました。

しかしながら、将棋界も少しずつ時代が変わろうとしております。今回の藤井フィーバーもその典型的な表れではないでしょうか。保身的な棋士制度が見直され、「弱い6,7段より、強い奨励会3段」を入れ替えられるような動きでも起これば、面白いのではないかな~、などと亡羊と考えているこの頃です。
 

藤井聡太人気からの将棋駒人気はないの?

 投稿者:梅水  投稿日:2017年 7月 1日(土)11時15分49秒
返信・引用 編集済
  キコリさん、こんにちは。

世間は新しい将棋ブーム到来の様子。将棋がわからない人々まで、やれ、勝負飯はなんだ、(わたしのように)血液型は、身長は体重はと(それは聞かないか)、じゃ、将棋駒にも興味を持ってよってのがわたしの願いであるわけです。

ところで、キコリさん、いま、1万5千円くらいの将棋盤が飛ぶように売れているそうです。将棋駒の話は聞きませんが、やっぱり、プラ駒や3千円~せいぜい1万5千円くらいの木製駒が売れているのでしょうか。いや、1万5千円の盤にプラ駒はないですか。

わたしは5万円ほどの黄楊駒が売れてほしいなぁっていう個人的な気持ちから、竹風作昇龍書の話題を書きました。また「藤井聡太四段 29連勝記録記念駒」など、売り出したらなどと考えてしまいます。(記録が確定した時点で○○連勝記録記念がよいですね。肩書きは竜王だったりして)

キコリさんが商売っ気ないのは知っていますが、ここは一つお願いできませんかねぇ。

【追伸】将棋連盟がやりますか。それだと 5万で出せるところを 15万は取りそうですね。特製駒袋と藤井聡太四段サイン付き特製桐駒箱付きですね。

 

Re:藤井壮太の血液型

 投稿者:キコリ  投稿日:2017年 6月30日(金)23時29分33秒
返信・引用 編集済
  梅水さん、お久しぶりです。
将棋の駒は道具です、勿論ですよね(笑)。私はそれを心に刻んでおりますし、駒を愛する人々もきっとそうであると思っています。

藤井壮太四段の血液型ですか?さて、4分の一の確率のマルチプルチョイスの問題としては難しい質問です。それなどにはあまり興味を持ちませんが、藤井四段の強さは本物でしょう。

しかし、相手をしている他の棋士はどうなのでしょうか?私には、彼らこそが「駒が自分達の仕事の道具である」事を忘れてしまっているのではないかとの錯覚?を抱いてしまうのです。昔の棋士はもっともっと駒を大事にしておりました。ですからポッとでの四段に29連勝もの大記録を与えてしまったのでは?笑)

研究会将棋にコンピューター将棋、こんなもので強くなった?棋士の将棋など個性の無い見る価値を感じさせてくれないものはありませんよ。まるで、機械彫りの駒の様。

藤井壮太の名前を聞いたのは、彼が小学校4年の頃、凄まじい詰め将棋の天才が現れたと言う話でした。実際にプロも参加をしている詰め将棋選手権に三連覇をしておりますし、その頃に、伊藤看寿の『将棋図巧』を看破(全てが完全作ではありませんが)したとの話には驚愕をさせられました。

しかし、その時にまたフッと思ったこともありました。「確か、図巧の第100第目の611手詰めの煙詰めの大作を看寿が作ったのは、わずか13歳の時ではなかったのでは?」と。現在のプロ棋士の何人が『将棋図巧』や『将棋無双』を解く事が出来るのでしょうか?

駒作りも将棋も上達への情熱を失った者達には神様は微笑んでなどくれません。
 

レンタル掲示板
/2